NPO法人　茶と人フロンティア静岡会議

特定非営利活動法人「茶と人フロンティア静岡会議」について

1　趣旨

　お茶は、日本文化にとってかけがえのない存在であったが、近年その継承が非常に困難な状況になっている。多様化する消費形態に伴い、嗜好飲料の種類の拡大もあって、リーフ茶の需要が減少している。品質の良い茶葉を生産する中山間地においては、傾斜地が多く機械化にも限界があるため、香りや味わいなど、お茶そのものの価値の向上を図るとともに、お茶をもっとよく知ってもらう取組が必要である。

　また、お茶にまつわる本県の歴史や食文化の見直し、東海道22次の地域とのつながり、地域産業とのコラボの推進と合わせて、お茶の魅力づくりを行っていくことも重要である。さらに、お茶に関する様々な歴史的資料を取り纏め、情報発信していくことも求められている。
　このため、日本のお茶の歴史や文化の醸成に重要な役割を担ってきた静岡のお茶を次の世代につなぎ、持続可能な静岡の茶業を確立するため、新しい発想で広く内外に情報発信し、モノづくりやコト起こし活動を展開するとともに、お茶をつうじた人材育成や地域産業の発展に様々な場面で寄与することを目的に本法人を設立する。

2　役員

3　主な活動内容

　　①お茶に関連する資料の収集・展示事業
　　　・資料のアーカイブ化
　　②静岡茶の歴史や文化、健康効果のPRや子供への味覚教育事業、人材育成事業
　　　・静岡茶による「おもてなし」の機会創出
　　③県下の茶産地の地域おこし活動事業
　　　・茶産地の魅力PR
　　　・産地イベント
　　　・地域団体、行政との協働
　　④東海道・お茶街道ツーリズム、コト起こし活動事業
　　　・生産、茶商が一丸となった静岡茶の海外販路開拓
　　　・情報センターとしての機能の集約

4　法人の設立日

　　令和6年2月27日