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お茶の産地・栽培・加工について

obj_faq_q.gif お茶を買うと玉露や煎茶などの区別や産地などが書かれているようですが、品種の表示がほとんどありません。お茶の品種にはどのようなものがあるのでしょうか?また、品種とお茶の味の違いはありますか?

obj_faq_a.gif 煎茶で申し上げれば、全国の茶園面積の74%で「やぶきた」という品種が栽培されています。あと13%が種でまいた在来種ですから、「やぶきた」以外の品種化園は13%ということができます。したがって「やぶきた」の味が煎茶の味といってもおかしくないような状況となっています。「やぶきた」は全国どこでも広汎に栽培ができて、育苗や栽培が一般に容易なうえに品質も良好であったため、農家に好まれやすく利潤も大きかったために普及したと言われています。
「やぶきた」とその他の品種との間に微妙な味の違いはあるはずですが、登録品種は育種過程における数々のハードルを乗り越えてきたエリート揃いといえますので、農家の間で収穫時期や耐寒性、耐病性などを比較されても、流通機構上で味や水色、香りなどの茶の「内質」にかかわる優劣はあまり語られず、他品種の価格はかんばしくないようです。その点も「やぶきた」偏重の原因になっています。
やぶきた以外の特定の品種を単体で販売している例は非常に少ないようですが、静岡県の中川根町で「おくひかり」を限定品で販売している例があります。

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